【Gap Year】徹底的に休む

今朝、母が電話をしている声で目を覚しました。

布団の中で、寝たふりをしながら電話口の話を聞いてると、

母「え??あーーーー笑ニート!!!笑アッハッハッハッハッハ!!」

母「まーーーあやこには必要なのよ、そういう時間が笑」

母「ニートね!!!アッハッハ!はいはい、また鹿児島に送り込むから!じゃあね〜」

どうやら、電話相手である叔母は、私をニートと呼んでいるそうなのです

(朝、ベランダからの自慢の眺め)


じゃあ、ここ20日ほどの休学ライフを振り返ろう

叔母からニートと言われる、ここ20日ほどの実家生活はこうです。

朝9時~11時に起床する。本を読む。インスタを見る。ランニングをする。歯の治療をしに行く。猫と遊ぶ。撮り溜めたドキュメンタリーを見る。考えることを逐一iPhoneのメモ帳に書き留める。母の料理を家族で食べ、洗い物は私がやる。風呂に入る。時々ブログを書く。英語を勉強する。時々、AIESECの活動をする。

1年間のシェア生活と2年間の一人暮らしを経て、改めて家族と住んでいるからか、毎日がとても新鮮です。これまでとは、ちょっと違った視点で家族を見ている自分がいる事に、時々驚かされます。

このゆとりある時間で、忙しい時間の中では考えられなかった沢山のことを考え、忙しい時間の中では気づくことのできなかった気づきを得ています。

だから、手が休まることなく、考えや気づきをiPhoneのメモ帳に書き留める日々です。

かなり、ゆったりワガママに日々を過ごしています。


"休学するくらいだから、何か面白い経験をするんだよね?"

という周りの期待が、時として圧のようなものになっているのではないかと思います。学校に提出する分厚い申請書。両親と親戚への「かならず結果をだし将来成功するから!」と守れるかもわからない約束した自分。FacebookやInstagramでは、休学中の成功体験のみが流れ、それに対して賞賛のコメントといいね!の数々。「休学は、中途半端な気持ちでやったらいけないよね」「休学って大学生活を謳歌できなかった人が行く逃げ道じゃない?」という厳しい意見。

休学を決めた頃は、このような事から、いちいちプレッシャーを感じていました。

また、大学三年生の就活直前で決断した事もあり、これから頑張り社会へ飛び立とうとする友人の横で、自分はこうして自由な時間を持っても良いのだろうかという、振り切れない焦りもありました。

これらが

「一年間という期間を設けた以上、絶対にいい経験をしなきゃ!人に認めてもらえるような結果を出さないかん!」

「そうは言っても、本当に自分は、この休学を有意義なものにできるのか」

という悶々としたものを作り上げ、早くも、軽いスランプに陥ってしまった私。(早すぎる)

外ばっかりに気が取られて、肝心な内側に集中できてないなー。

周りの雰囲気や社会的評価ばかり気にし、方向性を見定める事ができていない自分がいたので、

「今何か考えてもごちゃごちゃするだけだから、ひたすら休んで地に足をつけよう」

と、期限も決めず、ひとまずしっかり休む事にしました。

休む事で、何か失ったり自分のこれまで頑張って積み上げたものが消えてしまうんじゃないかという怖さもありました。休む事が特技の一つである私が、こんな事を思うなんて三年前の私は想像できただろうか、、、笑

20日間休息を取った結果、十人十色でその休学期間の使い道は様々で当たり前で、成功や失敗、他者や社会からの評価は全く気にする必要はないと、割り切れました。

語学留学してもいいし、インターンシップしてもいいし、起業してもいいし、家族との時間を設けるでもいいし、日本一周でも世界一周でもいいし、家でゆっくりしててもいいし、ワーキングホリデーしてもいいし、アルバイトしてもいいし、アート活動してもいいし、自分探しの旅でもいいし、ボランティア活動してもいいし、

"休学の使い道はこれだ!!!" なんていう決まった事は、あるようでないと思います。

ある人にとってはよい"休学中の活動や休学の使い方"も、自分にとっては合わなかったり、しっくりこなかったりする。

そもそも、休学している以上、既成のレール(4年間で大学を卒業し、間髪入れずに就職をする)を外れているから、この際思いっきり心赴くままに個性発揮して休学という期間を、自分のために使えばいいよね。そう思うと、肩の力が抜け地に足をつけて、自分の進みたい方向性ややりたい事を考えられるようになりました。

「Originalを大切にでき普段よりものびのびできる、広いスペースのようなものが休学だ」

既成のレールが敷かれていない自由な時間を、どのようなものにするかは、すべて自分の判断と行動次第で左右されます。色んな人からのアドバイスを受けつつも、最終的には自分で決めて自分でやる。学生生活や働いている時よりも、自分の行動への裁量権と責任は大きくなります。

自分を信じて、律して、より自分の個性発揮ができる行動をする。それがなんともいえず楽しいです。

これからも、この考えをベースに引き続き休学を楽しみます:)


周りのペースについていこうとしなくてもいい

うまくバランスをとり駆け抜ける。そんな尊敬する友人が、私の周りにはたくさんいます。

私を鼓舞しインスパイアしてくれる友人の存在は、本当にありがたいです。

私も、彼らに負けず頑張ろう!そう思って、目の前の事や周りから期待されているであろう事を、精一杯やってやろう!と、スケジュール帳やGoogle Calenderを駆使して日々タスクをこなす日々を送っていました。

しかし、どうしてもそのペースは、不器用な私には早いようで、

我心あらず状態で、経験から得られるはずの学びや気づきをスルーしてきた気がします。

周りでは、普通とされるペースで駆け抜ける事に、心身ともに疲れてしまい、

地に足をつけ、自分の目で物事を見る事ができなくなっていました。

だから、休学はじめに20日間の休憩期間をとった事は、本当によかったです。

新しいスタートを切るための、Reset and Refresh期間でした。

いろいろ削ぎ落とされ、今はシンプルでいられる自分が、ここにあるなーっていう感覚があります。

0になって、やっと次の挑戦をしようという気になってきました。

(一回ぶっ壊して0にならないと、前の成功や失敗や感情を引きずり前進できない癖)

徹底的に休んで、リセットできてよかった!

そして、自分の中にまだ何も確立されたものがない中で、周りから期待されるペースを走っても、何もならないと気付けて良かった!

「常に目に見える結果を出さなければならない」という空気があるように思うのですが、

私はきっとそのペースに合わせられない不器用ちゃんです。


"一ヶ月や三ヶ月や一年で、目に見える結果や形を出すことは立派だけど、

もしかすると、それはただあからさまに「良い」だけで、

三年や五年や十年かけて、何かが生まれるパターンがあっていいじゃないか"

焦るのではなく、長い目を持って休学を過ごそうと思います

(Taro Okamoto 1975 Awakening)


さて、休憩はそろそろおしまいにして、

ワクワクするような事に挑戦しよう。



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